融資審査で銀行に提出する資料③

銀行に融資申請する際に提出する資料には実に様々なものがあります。

川北英貴著「銀行からの融資完全マニュアル」(すばる舎)を参考として。

目次

融資審査で提出する資料あれこれ

川北英貴著「銀行からの融資完全マニュアル」(すばる舎)を参考に整理すると、以下のようなものをリストアップすることができます。

必須or任意資料名
必須・決算書
場合によって(任意)・試算表
・設備見積書
・月次売上推移
・販売先仕入先別売上表
・注文書や契約書
・会社案内
・代表者略歴
・代表者の資産負債一覧
・在庫一覧
・借入金一覧表
・月次資金繰り実績表
・日次資金繰り表
アピール材料として(任意)・月次資金繰り予定表
・経営計画書
・会社案内
・代表者略歴
・事業性評価資料
・販売の注文書や契約書

アピール材料として提出したい資料

月次資金繰り予定表

今後6ヶ月~1年程度、資金繰りはどのように回っていく予定かを示す資料です。

これが見えると、銀行側としても、なぜ運転資金が必要なのかが掴みやすくなります。

経営計画書

今後5年程度、どのような売上・利益となることを目標としているのかを示し、それを達成していくための行動計画を記載していきます。

特に営業利益や経常利益が赤字である場合、銀行としても、融資先企業が今後のことをどのように考えているのかが分かると、融資審査におけるネガティブな印象を挽回していくことも可能となります。

会社案内

  1. 社名
  2. 本店所在地
  3. 連絡先
  4. 設立年月
  5. 資本金額
  6. 従業員数
  7. 株主一覧、持ち株比率
  8. 役員一覧
  9. 沿革
  10. 業種、事業内容
  11. 商品・サービス、特色

代表者略歴

  1. 今の会社にいつ入社し、いつ代表になったか
  2. 前代表との関係性
  3. 今の会社における職務経験
  4. 今の会社に入社する前の職務経験・それが今どう役に立っているか
  5. 地域・団体で活動している場合、その役職・活動

事業性評価資料

  1. 経営理念・ビジョン
  2. 自社の強み・弱み
  3. 自社の課題
  4. 外部環境(市場、ニーズ、競合など)
  5. 将来性
  6. 仕組み

販売の注文書や契約書

つなぎ融資の場合に必要。
注文金額と入金予定日が分かる資料。

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