「習慣」の変化に寄り添う気持ちで

「習慣」を自力で変えるのは難しいものです。しかし、他者との対話によって、変化していくことが可能です。

その部分に寄り添う気持ちを持ちたいものです。

コーチ・エィ「コーチングの基本」(日本実業出版社)、キャッシュフローコーチとして感じていることを参考として。

目次

「習慣」を変えることは難しい

考え方や行動の「習慣」を、自分の力だけで変えることはとても難しいです。

目標を達成するために習慣づけが必要と分かっていても、難しさを感じます。

一度習慣になってしまうと特に違和感は感じないものですが、実際に習慣にするまでが大変です。

自力で立ち上げることの難しさを感じます。

しかし、目標について定期的に話し合うことができる”誰か”がいれば、常に変化を意識することができ、習慣を変えることもできそうです。

習慣=経営判断

経営者にとって、習慣を変えるということは、経営の判断基準・判断ポイントを変えることと直結しているといってもいいかもしれません。

これまで漫然と判断していた状態から、掲げた経営の目標を達成するために、これまでとは異なる判断基準・判断ポイントを持つことができれば、実際に変わってゆくことができます。

特に新型コロナという経営環境の変化において、経営判断・ひいては習慣(これまでの成功体験)を変わらざるを得ないと感じている方も多いように思います。

「習慣」を変えるということにいかに寄り添えるか

自力で「習慣」を変えることが困難であると理解したうえで、その「習慣」を変えるためのサポートをすることが大事だと思っています。

定期的な打合せの機会を持ち、その打合せにあたって、どのような情報を持っていくか、それをもとにどのように新たな気づき(普段と異なる視点の発見)を持ってもらうことができるかいかに考え方を十分に聞き、質問をしながら思考をまとめてもらう時間を持ってもらうことができるか。

その意味でも、定期的に打合せの時間を持ってもらうことを、「健康的な強制力」という形で、まずは習慣にしてもらうことが必要と考えています。

かつ、その時間が苦でならないように(苦しい習慣は続かないので)「安全・安心・ポジティブ」な場にすること、一方的な話にならないようにすること、を心がける必要があると感じています。

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