”相乗り”マーケティング

相乗りマーケティングとは何か。

神田昌典著「不変のマーケティング」(フォレスト出版)を参考として。

目次

コラボレートする

相乗りマーケティングとは、”他社と協業することにより相乗効果を生む”というマーケティングのことです。

ポイントは、「自社のターゲットとなる客層と同じ客層を相手にしている他業界の会社はどこか」という視点で探すことだといわれています。

また、「他社の顧客層・顧客リストに対して、自社は売れる商品があるか、衝動買いしてくれるような価格帯の商品はあるか」という視点も大事であるといわれています。

相手の信用を使って、相乗りする

自社に歴史が浅く、認知度が低いといった場合、同じ客層の他業種の会社とコラボレートし、広告段階から”相乗り”させてもらうことで、自社の新規開拓が進むことになります。

製造委託(OEM)の価値

中小企業のように、大資本のない会社であればこそ、他社と積極的に組むことで発展していくことができます。

製造そのものを委託する(OEM)という選択肢も取ることは可能です。

そうなってくると何をもって”価値”なのかということになりますが、商品そのもの・性能ではなく、”いかに売るかというアイデア”であるということになります。

「お客様の購入検討プロセス」と「商品説明の順番」を一致させる

広告物などで考えがちなのは、”いかにこの商品の性能がよいか”という点です。

しかしながら、実際には購入の決定権はお客様にあるということが現実であるため、「お客様の購入検討プロセス」とは異なる順番で説明してしまうと、お客様はその広告物に関心を持たなくなります。

そのため、あくまでまずは「お客様の購入検討プロセス」を考えて、その順番に沿って「商品説明」をしていくという発想が重要になると考えられます。

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