新規取引の銀行は、会社の決算書のどこを見るか

銀行は、会社の決算書のどこを見るのか。

松波竜太編著・監修、資金調達相談士協会著「中小企業の財務改善ノウハウ」(第一法規)を参考にして。

目次

見られるポイント

新規取引の銀行は、会社の決算書のどこを見るのか。

  • 債務超過でないかどうか
  • 直前期は利益が出ているかどうか
  • 預金・借入残高は売上高の何ヶ月分あるか
  • 借入残高は利益の10倍~20倍を超えていないか
  • 税金の滞納はないかどうか

”預金・借入残高は売上高の何ヶ月分あるか”について。

「借入総額が、年間売上高の半分以内」が借入可能額の目安と考えられています。

半分超になるのであれば”貸しすぎ”という話になるので、銀行は追加融資に慎重になります。

逆に3ヶ月以内であれば”まだ貸せる”という判断がされやすくなります。

融資額・金利は銀行・支店の大きさによって違う

銀行には、”支店で決済できる限度額”があります。

この”支店で決済できる限度額”が超える場合には、別途、本部に稟議を上げることになります。

そうなると、審査にも時間がかかり、審査も厳しめになると考えられています。

大まかには、以下が目安と考えられています。
(地銀・信金についてはプロパー融資の場合)

  • 公庫
    標準:1,000万円・1.6%程度
    支店長決済枠:1,000万円・1.4%程度
    初取引:500万円・1.9%程度
  • 小規模な地銀・信用金庫の支店
    標準:500万円・1.0%程度
    支店長決済枠:1,000万円・0.7%程度
    初取引:500万円・1.9%程度
  • 大規模な地銀・信用金庫の支店
    標準:3,000万円・0.8%程度
    支店長決済枠:10,000万円・0.4%程度
    初取引:1,000万円・1.6%程度

このあたりの目安を無視した大きな金額で無理に進めようとする場合、取引が成立しない可能性も高っくなると考えられます。

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