「自分の強み」を探すにはどうすればよいのか。
森岡毅著「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方-成功を引き寄せるマーケティング入門-」(角川書店)を参考として。
特徴のない人はいない
人それぞれ、必ず個性があり、特徴があるものです。
本当に特徴がないのであれば、特徴のないことが特徴であるといってもよいくらいです。
個性・特徴があるということは、”人と異なる部分がある”ということでもあるので、必ず「強み」はある、ということになります。
自分の好きな行動・得意な行動
森岡毅著「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方-成功を引き寄せるマーケティング入門-」(角川書店)によると、
自分の強みを探す場合において大事なことは、
「他人と比較せずに、あくまで自分を軸足として探す」
とのことでした。
自分という軸足のなかで、以下のようなものを探していく、というものです。
- 自分の好きな行動
- 自分の得意な行動
次に、それらをグループ化し、そのグループに共通する特徴を探し、定義していきます。
能力属性に割り振ってみる
森岡毅著「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方-成功を引き寄せるマーケティング入門-」(角川書店) では、自分の好きなこととそのグループを、以下の属性に割り振っていくとされています。
- 統率力
- 思考力
- 対人関係調整力
- 革新性・創造性
- 行動力・任務遂行力
- 各専門スキル
割り振っていくことで、自分の強みが仕事のなかで活きる領域が見えてくる、というものです。
強みが活きる文脈を探す
自身の強みの基礎が見えてきたら、その強みが活きる文脈を探し、それを足がかりとして、自分のなかの原石を磨いてゆく過程に入っていきます。
自分のなかの原石を磨いてゆく過程で、新しい強みが見つかっていったり、経験から新しい強みを会得したりしていくことになります。
自身の強みの基礎を自分で認識していてこそ、自分の身の置きどころが見えてくることになります。
自分自身の持っていきかたにも、戦略や戦術が存在する、ということですね。