”強み”が重要といわれつつ、いざ探そうとしても見つけ方も分からないものです。
森岡毅著「苦しかったときの話をしようか」(ダイヤモンド社)を参考にして。
目次
好きな行動を「動詞」で考える
強みの探し方①
”強み”が重要といわれつつ、いざ探そうとしても見つけ方も分からないものです。森岡毅著「苦しかったときの話をしようか」(ダイヤモンド社)を参考にして。 「強み」=…
前記事では、自分の”強み”を知るためには、まずは自分の”特徴”を知ることがスタートでした。
具体的にどのように”特徴”を知っていくべきかというと、「これまでの人生において、社会との関わりのなかで、良い反応があったり誰かの役に立ったりして、心地よかった経験」をとにかく多く集めることでした。
しかも、周囲との関わりのなかで、良い反応を受けたり誰かの役に立ったりして自分のなかで心地よく、好きと思える行動を、「動詞」(行動)で集めるということでした。
特徴が強みとなる文脈を考える
上記の動詞(行動)が、自分自身の強みへとつながる”特徴”、いわば材料となるものであるといえます。
それらの特徴(材料)が、社会で生きていくうえで”強み”として出ていくような文脈を考える必要があります。
すなわち、社会で”強み”として出ていくようになるためには、その出ていくであろう「ある程度普遍的な場面」を出口として、集約し、仕分けしていくというものです。
集約と仕分け
森岡毅著「苦しかったときの話をしようか」(ダイヤモンド社)では、以下を「ある程度普遍的な場面」として挙げられていました。
これらは、様々なビジネスにおいて基礎的ともいえる能力の柱であり、どの能力の柱がより自分のなかに多いかによって、”自分の行動が強みとして出やすい傾向(文脈)”を知ることができるというものでした。
考える力(戦略を考える能力)
属するであろう動詞
- 考えることが好き
- 知ることが好き
- 勉強することが好き
- 研究することが好き
- 分析することが好き
- 問題を解くのが好き
- 勝つための作戦を考えることが好き
- 予想を当てることが好き
- 戦略ゲームで遊ぶことが好き
- 最小の努力で最大の成果を考えることが好き
特徴的な趣味
- 戦略系ゲーム
- 読書
- 将棋、チェス、囲碁
- プログラミング
伝える力(人と繋がる能力)
属するであろう動詞
- 人と会うのが好き
- 人同士で集まることが好き
- 友達や知り合いが増えることが好き
- 話す・聞くことが好き
特徴的な趣味
- 旅行
- イベント
- パーティー
- SNS
- ファッション
- グルメ情報
変化を起こす力(人を動かす能力)
属するであろう動詞
- 挑戦することが好き
- 自分で決めることが好き
- 何かを達成することが好き
- 大きな変化を起こすことが好き
- 仕切ることが好き
- 人を引っ張っていくことが好き
- 集団で責任ある役割を負うことが好き
- 人を勇気づけることが好き
特徴的な趣味
- ストイックなもの
- ジム
- トライアスロン
- マラソン