経営のスキルアップを考える切り口

経営者の仕事は目に見えないものが多く、分かりづらい部分がありますが、どんな風にを捉え、スキルアップしていけばよいのか、 竹田陽一著「小さな会社★社長のルール ランチェスター経営成功への実践手法」(フォレスト出版) を参考にして、まとめてみました。

目次

経営者のスキル、従業員のスキル

従業員のスキルは、一般的に、目に見えるものが多い印象があります。

いかに早く正確に物を作るか・業務をこなすか。いかにたくさん売るか。

一方、経営者のスキルとは、一般的に、目に見えない部分が多いように思います。

経営者のスキルの見える化

竹田陽一著「小さな会社★社長のルール ランチェスター経営成功への実践手法」(フォレスト出版) を参考に考えてみると、経営者のスキル・業務を具体的に以下のように定義されえます。

  1. 競合の状況を把握しておく
  2. 事業に対し、ミッション・ビジョン(自社はなぜ社会に存在しなければならないのか、実現したい世界観)を持つ
  3. 重点商品」「扱う商品の範囲」を決める
  4. 重点エリア」「エリアの範囲」を決める
  5. 営業ルート・営業方法」を整備する
  6. ターゲット(対象とする業界・客層)」を決める
  7. 仕入れルート・生産能力を把握しておく
  8. 人の配置と役割を決める、スタッフの教育・トレーニングを行う
  9. 資金の調達と配分を決める
  10. 経営のプランニングと周知を行う

どうやってスキルアップしていくか

上記の要素をもとに、どうやっていくことでスキルアップになるか、ということを知っておくことが重要といえます。

  • 商品・営業・地域・客層・リピート・人・資金どれを重点的に抑えるべきか、考えていく
  • 弱者(大企業に対する中小企業)であれば、「弱者の戦略(一騎打ち用の武器・局地戦・陽動・接近戦・一点突破による”一騎打ち”)」をどのように作り出せるか考えていく
  • 上記を繰り返すことで、知恵や工夫を身につけていく

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