経営者の仕事は目に見えないものが多く、分かりづらい部分がありますが、どんな風にを捉え、スキルアップしていけばよいのか、 竹田陽一著「小さな会社★社長のルール ランチェスター経営成功への実践手法」(フォレスト出版) を参考にして、まとめてみました。
目次
経営者のスキル、従業員のスキル
従業員のスキルは、一般的に、目に見えるものが多い印象があります。
いかに早く正確に物を作るか・業務をこなすか。いかにたくさん売るか。
一方、経営者のスキルとは、一般的に、目に見えない部分が多いように思います。
経営者のスキルの見える化
竹田陽一著「小さな会社★社長のルール ランチェスター経営成功への実践手法」(フォレスト出版) を参考に考えてみると、経営者のスキル・業務を具体的に以下のように定義されえます。
- 競合の状況を把握しておく
- 事業に対し、ミッション・ビジョン(自社はなぜ社会に存在しなければならないのか、実現したい世界観)を持つ
- 「重点商品」「扱う商品の範囲」を決める
- 「重点エリア」「エリアの範囲」を決める
- 「営業ルート・営業方法」を整備する
- 「ターゲット(対象とする業界・客層)」を決める
- 仕入れルート・生産能力を把握しておく
- 人の配置と役割を決める、スタッフの教育・トレーニングを行う
- 資金の調達と配分を決める
- 経営のプランニングと周知を行う
どうやってスキルアップしていくか
上記の要素をもとに、どうやっていくことでスキルアップになるか、ということを知っておくことが重要といえます。
- 商品・営業・地域・客層・リピート・人・資金のどれを重点的に抑えるべきか、考えていく
- 弱者(大企業に対する中小企業)であれば、「弱者の戦略(一騎打ち用の武器・局地戦・陽動・接近戦・一点突破による”一騎打ち”)」をどのように作り出せるか考えていく
- 上記を繰り返すことで、知恵や工夫を身につけていく
”自社ならではの”経営目標を定めるには
目標を立てる際に、”自社の規模に目標の規模を合わせて考える”記事をアップしましたが、では、より具体的に、どのような着眼点を持って”自社ならではの”経営目標を定め…