「気づく」→「行動する」のサイクル

こう!と教わるよりも、自分で”そうか!”と納得する方が、行動へと直線的に結びつきます。

和仁達也「プロの思考整理術」(かんき出版)を参考にしつつ、キャッシュフローコーチとして考えたこと。

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与えられても、動けないときがある

こうしろ!、こうすべきだ!、と言われても、人はなかなか動けないものです。

また、動かない、という場合もあります。

人は、基本的には、自分で納得しないと動くことができないという側面があります。

たとえ、他人にアドバイスを求めたとしても、そのアドバイスのうち、自分で納得できたもののみを採用していたりします。

納得してはじめて行動に移せる

人が行動していくには、この「納得」がとても大きなポイントになってきます。

納得できれば即行動に結びつきますし、納得できなければなかなか行動に結びつきません。

しかし、物事が変わっていくには、考えているというだけで変わるということはほぼありません。

実際の行動が変わってはじめて、周囲の状況も変わっていくことになります。

納得する=”気づく”がスタート

しかし、「納得」というものは、実際のところ、なかなか難しいものです。

どうなれば納得するのか。

他人から一方的に聞いた話によって納得できるという場合もありますが、概ね”自分のなかでストーリーが出来上がってくること”によって、納得します。

つまり、自分のなかでストーリーが整理できていく必要があることになります。

他人に話したり文字に書いてみたりすることによって、自分のなかでストーリーを作っていき、そのストーリーのなかの”モヤモヤ”している部分の存在に気づき、その”モヤモヤ”を解消することによって、前に進むことができます。

「納得」というとなんとなく大層なものに思えてくると思うのですが、そのスタートは「気づき」にあるといえます。

「いかに気づけるか」

が、行動の鍵を握っているということができます。

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