開業時の資金調達には様々な種類があります。
水野剛志著「飲食店経営で成功するための「お金」のことがわかる本」(日本実業出版社)を参考として。
目次
資金をどのように調達するか
どの程度の資金があれば、初期投資ができ、かつ、当面の事業資金を賄えるかをシミュレーションできたら、次は、その資金をどのように調達するかが課題となります。
飲食業などは初期投資もまとまった金額が必要であり、自己資金以外の調達方法を積極的に検討することになります。
資金調達の種類
資金調達の種類 | 返済義務 | 特徴 |
---|---|---|
自己資金 | なし | 自身で貯めた資金 |
親族・知人からの借入 | あり | 資金的な柔軟性高め |
創業融資 | あり | 金額が大きい |
リース | あり | 使いどころは限定される |
協賛金・クラウドファンディング | なし/あり | 交渉次第で変わる |
補助金・助成金 | なし | 入金が遅い |
タイミングに注意
資金調達の種類を概観したところで、それぞれがどの程度できそうか、プランを練ってみたいところです。
そこで重要になることとして、「タイミング」が挙げられます。
- リース:設備に対するものなので、その設備導入後には使うことができない
- 融資:開業後数ヶ月経過すると、実績が求められる(創業当初の実績は不利)