佐賀県武雄市で、令和3年1月21日(木)、佐賀県武雄市独自の持続化給付金を給付する旨の発表がありました。
目次
“武雄版”持続化給付金とは
佐賀県の「医療環境を守るための非常警戒措置」を受け、武雄市は臨時記者会見を行い、“武雄版”の持続化給付金を給付するとの発表がありました。
いわゆる「持続化給付金」は国の給付金で、それとは別に、佐賀県の「医療環境を守るための非常警戒措置」で影響を受ける武雄市内の事業者の継続を支えるために、武雄市独自の給付として行われるものです。
対象、要件、給付額
情報は、武雄市のHPに記載されています。
申請方法等の詳細は、後日発表されることになっています。
対象
武雄市内の事業所(資本金10億円以下の中小企業、個人事業者)
要件
- 新型コロナウイルス感染症の影響を受けていること
- 令和2年11月~令和3年1月のいずれかの売上高が、前年同月比で40%以上減少していること
※国の持続化給付金よりもカバーする範囲を広くするため”40%”にした、との市長の発表がありました。
給付額
- 法人 上限20万円
- 個人事業者 上限10万円
受付期間
令和3年2月1日(月) ~ 2月26日(金)
まとめ
この「医療環境を守るための非常警戒措置」で、影響を受けるのは飲食店等だけとは限らず、様々な業種は繋がっているものです。
県の休業協力金や国の持続化給付金との重複申請が可能かどうかの情報はまだですが、もし重複申請してよいのであれば、特に飲食店等にとっては非常に助かると思います。
他地域では、昨年春頃出たものでは”事業持続化支援金”などの名称でしたが、武雄ではあえて分かりやすく「”武雄版”持続化給付金」としており、またタイミングとしても、今回の県の措置による影響を憂慮しての発信であることから、いつもながら、武雄市の手の打ち方(内容、タイミング等)には関心します。