時を刻むと、仕事の管理もうまくいくと実感しています。
僕にとって、時の刻みを伝えてくれているのは、浦上天主堂の鐘の音です。
1人仕事で気になっていたこと
1人で仕事するにあたって、気になっていたことがあります。
経験上、時間の感覚が曖昧になってしまうのではないか、ということです。
ついつい仕事しすぎてお昼に大幅にずれ込んでしまって昼食を摂るのが遅くなると、結果、午後の仕事もずるずる行ってしまいがち。
夕方の感覚を日照感覚だけに頼っていると、実際の時間とずれます。ずるずると夜まで仕事してしまい、結果翌日以降に差し支えが出がち。
時間の管理は、仕事の管理・効率化に直結すると考えています。
でも、僕が「なんとなく」それがやれているのには理由があるのだと分かりました。
浦上天主堂の鐘の音
※ある晴れた日の浦上天主堂
浦上天主堂 は、長崎県長崎市にあるキリスト教の教会で、長崎市の観光名所のひとつです。
明治時代にキリスト教禁制を解消された後の1879年、地域住民のキリスト教徒の方々によって小聖堂が建設されたのが始まりで、1914年には東洋一の聖堂を目指した「浦上天主堂」が建設されました。
太平洋戦争での原爆投下では、ほぼ直撃といえるほどの距離で倒壊しますが、1959年に再建され、改修を経て、今に至ります。
長崎のなかでは、大浦天主堂に勝るとも劣らぬ大きさで、とてもシンボリックです。
浦上天主堂は現役の教会で、鐘楼の鐘のうち、左塔のものは原爆で崩落しましたが、右塔のものは瓦礫のなかから再び発掘され、今も、朝5:30(日は7:00も)、昼12:00、夜18:00と時を刻む鐘が鳴ります。
これによって、僕は、仕事に没頭していても昼の鐘の音・夜の鐘の音にはたと手を止め、時間を管理し、うまく仕事の管理をすることができています。
※事務所から見た浦上天主堂(背景の山は稲佐山)
実感として
PCに時間は表示されるのですが、それでも、実際の聴覚で、時を刻む音を聞くと意識のリセットにつながります。
時間を管理し、仕事の状況を見直し、管理していく。
規則正しい時間の管理はより良質な仕事につながる、そんな実感を持ちますし、そのようなシンボリックな教会の近くで仕事できるのも、幸運だと感じます。