現状にとらわれすぎると、知らず知らずのうちに理想や目標を見失いがちですが、あえて言語化してみると、現状から進む道が思い浮かんだりもします。
和仁達也「プロの思考整理術」(かんき出版)を参考にしつつ、キャッシュフローコーチとして考えたこと。
”キャッシュフローコーチ流”話の進め方
キャッシュフローコーチとしての”話の進め方”について、和仁達也先生や他のキャッシュフローコーチの方から、とても色々と教わった気がしています。
和仁達也「プロの思考整理術」(かんき出版) を読むと、和仁達也先流の”話の進め方”の集大成ともいえ、とても有益だと感じます。
現状の足枷せをいったん外してみる
現状にとらわれすぎると、どことなく”できない理由”ばかりを探してしまい、何をしても前に進まないような気がしてしまいます。
「現状をひとまず置いておいて、どうなっていることが理想的?」
と改めて問いかけることで、理想や目標を改めて考えるきっかけを得たりします。
「100点満点とすると、今何点ですか?100点満点の状態とは、どのような状態ですか?
「10年先にはどうなっていたいですか?」
などといった質問によっても、考えるきっかけを得ることができます。
近い未来・遠い未来
”近い未来“をイメージする方法もあれば、”遠い未来”をイメージする方法もあります。
どちらを考えるかによっても、イメージが変わってきます。
他人の言葉よりも、自分の答え
他人から提示された理想では、人はなかなか動こうとは思わないものです。
一方、自分のなかで見つけた答えであれば、人は、それに向かってすぐに動きます。
現状を変えるには、行動を重ねていくに尽きます。
行動が加速する方法を突き詰めるとすると、いかに自分のなかで答え・案を見つけてもらえるかどうか、ということになるのだろうと思います。
押しつけない
理想が見えなくなっている相手に対して、聞いている側の理想を押しつけたり誘導しようとしても、相手は動くことができません。
あくまで、自身のなかで、見つけてもらう必要があります。