経営の課題を明確にする

経営の課題を言語化することで明確になり、どのような手を打っていけばよいかがより分かるようになってきます。

川北英貴著「銀行からの融資完全マニュアル」(すばる舎)を参考として。

目次

経営の課題を明確にする

経営をめぐる環境は日々変化しています。

その変化する環境に適応していくためには、常に社内と社外に目を向け、課題を見つけ、そこへと対処していく必要があります。

なんとなくで経営することは博打にもなり、避けたいところです。また、そもそもなんとなく経営することで不安にもなります。

”なんとなく”といったモヤモヤは、経営に関する課題を言語化し、明確にすることによってかなりクリアになります。

モヤモヤして不安になって迷いながら経営判断していくよりも、どこに向けて走っていけばよいかが明確になっているほうがより的確な経営判断をしていくことが可能になります。

SWOTで整理してみる

”SWOT分析”という整理手法はよく用いられます。

アルファベットでイメージがしづらい部分がありますが、要するに、自社にとっての以下4分野をまとめておきましょう、ということです。

  1. 強み:Strength
  2. 弱み:Weakness
  3. 機会(チャンス):Opportunity
  4. 脅威(リスク):Threat
分野
強み・品質
・ノウハウ
・立地
・リピート
・小回り  など
弱み・管理、ロス
・営業力
・老朽化
・従業員の平均年齢、定着率  など
チャンス・ターゲット層の動向
・時代の流れ、トレンド
・需要の堅調性  など
リスク・競合の動向
・仕入単価
・税制
・人材不足  など

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この記事を書いた人

長崎で活動する
税理士、キャッシュフローコーチ

酒井寛志税理士事務所/税理士
㈱アンジェラス通り会計事務所/代表取締役

Gemini・ChatGPT・Claudeなど
×GoogleWorkspace×クラウド会計ソフトfreeeの活用法を研究する一方、
税務・資金繰り・マーケティングから
ガジェット・おすすめイベントまで、
税理士の視点で幅広く情報発信中

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