同じ物が同じように並んでいると、いい意味でも悪い意味でも”相場”に縛られることになります。
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同じ物が同じように並ぶ
同じ物が同じように並んでいると、選ぶ側は、どのように選んでよいか分からなくなります。
そうなると、その状態で選ぶ分かりやすい基準は、「値段」ということになります。
同じ物が同じように並ぶと、値段に左右されることになってしまいます。
”相場”に守られもし、縛られもする
業種ごとに、”相場”というものがあります。
仕入値に一定の掛け率を掛けて算出するなど、その決め方にも慣習やルールが存在しています。
この”相場”、先人たちが慣習として築き上げてきたもので、これを守ることにより、事業もある程度安定的に運用することができます。
一方で、この”相場”に縛られるという側面も出てきてしまいます。
同じ列に並ばない(オリジナリティを出す)
同じ列に並ばずに、オリジナリティを出すことで、相場感から解放されることができます。
他との違いを出し、独自性を明確にし、自社オリジナルのものを出す。
一方、相場から解放されるということは、その価値の言語化・発信が積極的かつ相手に響く説得力のあるものでなければ、受け入れてもらうことができません。
つまり、ここにも「ミッション(なぜ自社は存在しなければならないか)」が軸になってきます。
価値を言語化するには、相手の課題を解決するために、”自分ならでは”の視点での提案が必要になるためです。