本人に見えていない”盲点”を一緒に探す、というスタンス

誰かから悩みを相談されたとして、自分が考える解決策を押し付けるよりも、本人に見えていない”盲点”を一緒に探すというスタンスを持って接したほうが、相手の役に立つ場合が多いものです。

和仁達也「プロの思考整理術」(かんき出版)を参考にしつつ、キャッシュフローコーチとして考えたこと。

目次

自分のことは自分で納得して決めたい

基本的には、人は、”自分のことは自分で納得した上で決めたい”、と考えるものです。

特に、インターネットが普及し、情報そのものが溢れている時代になりました。

情報がまったくないなかで答えが分からず途方に暮れている状況ではなく、情報が溢れている状況です。

そのなかで人が感じることとしては、やはり ”自分のことは自分で納得した上で決めたい” ということなのだろうと思います。

アドバイスではなく、選択肢や質問

相手が持っている課題に対し、自分が考える単一の解決策を提示したとしても、実はさほど相手に喜ばれることがないものです。

単一の解決策を提示して満足しているのは提示した本人だけで、言われた側はあまり満足感を感じていない、ということになります。

この状態では、せっかく相手の役に立てばという思いで頑張ったとしても、報われません。

一方で、相手の話を十分に聞いたり確認したりしながら、「考えられるうる選択肢を並べる」・「質問しながら、考えるための”基準”や”目安”を提示する」といったことは、必ずしも直接的に解決策を提示しているわけではないものの、言われた側からすると、”自分が納得して決めるための土台を得る”ことへと繋がり、結果として、納得して前に進んでいくことができたりします。

本人に見えていない”盲点”を一緒に探す感覚で

世の中に、唯一無二の正解が存在することは、さほど多くありません。

”何が正解かは、その人によって異なる“という場合がほとんどです。

つまり、その人が納得して、「これ!」と思えたかどうかが重要です。

しかし、みんながみんな、常に、自分にとっての正解を、瞬時に持てるというわけではありません。

何が自分にとっての正解か、行くべき道なのか、分からずにモヤモヤしたり不安になったりします。

そのようななかで、相手のために周囲ができることとしては、「本人に見えていない”盲点”を一緒に探す」ということなのだと思います。

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