「聞く」ために、基本的に押さえておきたいポイントをまとめてみました。
伊藤守「図解コーチングマネジメント」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を参考として。
目次
「聞く」ためのポイントまとめ
相手の話をきちんと「聞く」ためには、押さえるべきポイントがあるように思います。
改めて、伊藤守「図解コーチングマネジメント」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を参照し、まとめてみたいと思います。
「聞く」ためのポイント
- じっくりと時間を取る
- 話し手が話しやすい環境をつくる(参照:前記事)
- 相手の意見や考え方を尊重する
- 遮らずに最後まで聞く
- 「でも」「しかし」で話の腰を折らない
- 判断を入れない(”判断”は聞き手の主観であることを理解する)
- 客観的でいる(自分の感情・考え・先入観を先行させない)
- 自分の理解が正しいか、時々まとめて反芻したりして相手に確認する
- 沈黙も大事と考える(”沈黙”の時間は、話し手が頭の整理をしている時間であることが多い)
- 肯定的でいる
- 肯定的でいることを態度(非言語コミュニケーション)でもきちんと示す
- 頭も心も働かせて一生懸命聞く
非言語コミュニケーションのポイントまとめ
会話・コミュニケーションは、言葉だけでなされるものではありません。
言葉と同様に、態度(非言語コミュニケーション)も非常に重要といえます。
非言語コミュニケーションのポイント
- 姿勢は適切か
- 表情は適切か
- ジェスチャーは適切か
- 口調は適切か
- 抑揚は適切か
- 語調は適切か
- 言葉の用い方は適切か
- 沈黙の取り方は適切か
非言語コミュニケーションも大事
当事務所は、「安心」「安全」「ポジティブ」な場を作ることを目標としたいと考えています。
その場合、「姿勢」は、攻撃的であるとか・消極的であると感じさせないような注意が必要です。
また、「表情」は、じっと見すぎたりしないようにし、にらみつけていると感じさせるような表情は避けます。
「ジェスチャー」は、そもそも聞き手には原則不要です。話し手が話しやすい環境を考えるのであれば。