これまでどおりの考え方ではうまくいかないときというのは往々にしてありますが、そのようなときに具体的に行動を起こそうと思うと、具体的な対処としては「選択の”幅”を広げる」という方向性が挙げられます。
伊藤守「図解コーチングマネジメント」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を参考として。
”これまでの考え方にとらわれない”とは?
これまでの考え方・やり方で行き詰まったとき、新たな目標を立て、行動計画を立てるものですが、現実には、そう簡単に行動に移せるものでもないものです。
何が邪魔しているかというと、”これまでの考え方ややり方”を変更することへの抵抗です。
実績のないやり方へのリスク・混乱への忌避感かと思います。
しかし、新たな目標を立て、そこへ向けて行動していくには、ときにはこれまでの考え方ややり方でない新しい考え方ややり方が必要なときもあります。
”これまでの考え方にとらわれない”とよくいわれます。
しかし、この言葉、抽象的でよく分からないものです。
何をどうしたらよいのか。
何をどうしたら”これまでの考え方にとらわれない”状態でいられるのか。
その具体的な答えとして、伊藤守「図解コーチングマネジメント」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)で紹介されていたこととして、「選択の”幅”を広げる」という視点です。
選択の”幅”を広げるという視点
これまでの判断へ、選択肢を増やす、という志向をしていくと、
おのずとそのときそのときに適した考え方ややり方を選ぶことができます。
これまでのやり方が適しているのであれば選ぶこともできますし、
新しいやり方が適しているのであれば選ぶこともできます。
何でも自分で考え、やらなくてはいけないわけでもありません。
例えば、ときには、答えを知っていそうな人として思いつく人へ聞いてみるという道もあります。
具体的な選択の幅の広げ方
伊藤守「図解コーチングマネジメント」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)で紹介されていた”新しい物事の捉え方”をまとめてみたいと思います。