経営判断の発想が生まれやすくするために必要な環境づくり

「経営判断に寄り添う」ために、具体的にどのように工夫していくべきか、考えて実践するようにしています。

目次

右脳と左脳をバランスよく活用する

左脳は、言語や計算をつかさどっているといわれています。

一方、右脳は、図やイメージをつかさどっていると言われています。

内部にしても外部にしても経営資源をフル活用するためには、両方の脳からの理解や発想を集めて、経営判断していくことが望ましいといえます。

特に、図や絵などは、全体感を直感的に掴みやすく経営判断の発想(イマジネーション)を生んでくれるものといえます。

決算書や試算表は、計算や言語といった意味において、緻密に組み立てられているとても有用なものですが、さらに、より経営判断に寄り添うための当事務所なりの実践として、右脳にも訴えかけるための試みも行うようにしています。

図、ビジュアルプレゼン、ワンシート

具体的には、以下のような資料づくりを心がけています。

図、グラフ、ブロックパズルを使う

売上や現預金などの残高を、詳細な数字の前に、まずはイメージで掴んでもらうため、図・グラフなどをできるだけ使うようにしています。次の段階として、詳細を知るために、詳細な数字を準備しています。

また、事業全体のお金の流れを掴むため、ブロックパズルなどの図を使うようにしています。

ビジュアルプレゼンテーション(PowerPointなど)を使う

説明用資料の際には、PowerPointなどを使うことを心がけています。

また、1スライドに多くの言語・数字が入らないよう1スライドあたりの情報量を少なくし、段階を追って理解してもらえるようにしています。

できるだけワンシートに収まるようにする

一方、言語・数字を伝える際にも、できるだけワンシートで収まるようにしています。

詳細な数字を掴むにも、複数ページに及んでしまうと、集中力が途切れてしまう場合があります。

肯定的な場づくり

打合せの際は、肯定的な雰囲気作りをするように心がけています。

物事を理解する・理解してもらう際、ともすると否定的な場にもなりがちです。

否定的な場では自由な発想が出にくいものです。
打てる手はたくさんあるに越したことはなく、どの段階でどのカードを切るか、という状況のなかで発想する方が望ましいと考えます。

肯定的で自由な発想を出していくなかで、盲点に気づき、それを言語化してつかまえるきっかけになることも数多いと思います。

ですので、肯定的である」安全である」安心できる」ポジティブな場である」ことを重視したいと思っています。

カリオモンズコーヒーロースター時津店にさりげなくいた熊の置物。
なんともいえず感性を刺激されました。



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