目標の達成によって得られる「成果」には”バランス”が必要ですし、そのバランスが取れているか、時々そのような視座で問いかけるのもよさそうです。
伊藤守「図解コーチングマネジメント」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を参考として。
目次
達成から得られるものにはバランスが必要
目標を達成するにしても、例えば、お金だけを得られたとしても、あるいは、地位だけが高まったとしても、人は満足しないものです。
得られるものが、様々な領域のバランスを取っていてはじめて、充足・実現する傾向があります。
具体的な視点4つ
伊藤守「図解コーチングマネジメント」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を参考として、その領域・視点を挙げると、以下のようなものになります。
経済的メリット
自身の目標・予算に見合った収入かどうか。病気等の保障は安心できる程度か。
非経済的メリット
健康(ほどよいストレス環境)
心身ともに健全でいられる状況か。
ストレスの軽減が可能で、ストレスに対する抵抗力もほどよく持つことができる環境か。
友人・家族との関係性
友人・家族との人間関係が安定的か。
職業(キャリアパス、適性、信頼関係)
キャリアパスに沿っているか、適性に合っているか。
周囲との信頼関係が築けているか。
第三者だからこそ
上記の視点のバランスがうまく取れている状態かどうか、意外と自分でも見落としがあったりします。
第三者だからこそ、多様な視点を提供することができます。