新しい商品やサービスを売っていくにあたっては、ステップを踏む必要があります。
曖昧だと思いついてもらえない
商品やサービスを売っていこうと思ったときに、漠然とした状態だと、なかなか目に留まることがありません。
「誰にとって、どうお役に立てるのか」のイメージが曖昧だと、結果、誰もが”なんとなくいいと思うけど自分ごととしてピンと来ないので買わない”といった印象になってしまうことになります。
ターゲット→コンセプト→ネーミング
「誰にとって、どうお役に立てるのか」 ということについて、以下のステップで進めていくとよさそうです。
まずは、「誰に」という部分がスタートです。
誰にでもよい、であると、結果、誰にとっても引っかかりのないものになってしまいがちです。
「最も届けたい人」が具体的にいるのであれば、それが最もイメージしやすい気がしています。
具体的にいなくとも、できるだけ具体的にイメージして、その人が、一日をどのような思いでどのように過ごしているのか、といった部分をできるだけ細かく理解したいものです。
次に、その「誰に」に、「どう」お役に立てるのかを考えることが必要になってきます。
その「誰か」が、何らかに困っていて、あるいは、あるといいなと感じていて、そこに添える何か。
自分ならではのこだわりを持ち、それを添えて提案できる何か。
内容がよくとも、”ひとことで分かる名前”がなければ、インパクトがなく、記憶に残らないものになってしまいます。
シンプルに、何のための商品・サービスなのか。
試行錯誤して磨いていく
自分だけではなく、他人に話したり、インタビューしたり、アンケートを取ったりしていくと、より磨かれて明確になってくる部分があります。
明確になればなるほど、それに合う色・形・風合い・伝える順番が決まってきて、よりまとまるのあるものになっていきます。