目標が最初から明確であることは少ない②

目標が最初から明確であることはまれです。

では、どのようにして、目標を明確にしていけばよいか。

コーチ・エィ「コーチングの基本」(日本実業出版社)を読んで、また、キャッシュフローコーチとして考えたことを参考として。

目次

「目標」には3種類ある

ひとことで「目標」といっても、様々なものがあります。

前回の記事でも紹介しましたが、主に、以下の3種類があると考えられます。

  • Hope toの目標(憧れの目標)
  • Have toの目標(しなければならない目標)
  • Want toの目標(真に達成したい目標)

このうち、「憧れの目標(Hope toの目標)」は、熱しやすく冷めやすいことが多いものです。

”自分ごと”として捉えることができていないため、冷めて諦めて終わってしまうのです。

じっくりと腰を据えて、目標に向けて行動していくにあたっては、それが「憧れの目標(Hope toの目標)」なのか、「自分が達成したい(Want toの目標)」なのかを見極める必要もあります。

「しなければいけない目標」と「真に達成したい目標」

「しなければならない目標(Have toの目標)」というものもあります。

外部(銀行や会社や上長など)から、一方的に与えられる目標です。

「しなければならない目標(Have toの目標)」は、「自分が達成したい(Want toの目標)」に比べれば、デメリットを回避するために嫌々向き合わなければならないものであることから、当人のモチベーションは低くなってしまいます。

「自発性」を持って生きているかそうでないかによって、その人の行動は大きく異なってくるからです。

「しなければならない目標(Have toの目標)」をスタートにしてしまい、対話でサポートしていこうとすると、

「しなければならない目標(Have toの目標)」スタートの悪循環…
  • 「しなければならない目標(Have toの目標)」を無理矢理言わせる
      ↓
  • 「しなければならない目標(Have toの目標)」に向けての行動を無理矢理言わせる
      ↓
  • 反応が芳しくないため、一方的に目標の意味を説得することになる
      ↓
  • 行動が芳しくないため、なぜ行動しないかと詰め寄る

という悪循環に陥ってしまいます。

例えば、当初、会社のために、会社の現預金が減らないようにすることをきっかけとして、収支分岐点となる売上高を算定したとします。

しかし、そのこと一辺倒で対話すると、窮屈になっていきます。

それが、「しなければならない目標(Have toの目標)」であるためです。

”その人ならでは”の人生や仕事の目的

最初に目標を話し合う場合において、「憧れの目標(Hope toの目標)」かどうかもさることながら、「しなければならない目標(Have toの目標)」なのか、「自分が達成したい(Want toの目標)」なのかについて、十分に掘り下げて話すメリットはありそうです。行動の方向性を誤らないためにも。

アプローチを探して、コーチ・エィ「コーチングの基本」(日本実業出版社)を参考にしてみました。

ひとつのアプローチとして、最終的な「”その人ならでは”の人生や仕事の目的」と、その中間地点(途中経過)として「目標」との関係性のなかで掘り下げて考えていく、という考え方もありえそうです。

例えば、収支分岐点などの目標はいったんさておいて、最終的な「”その人ならでは”の人生や仕事の目的」は何なのかを掘り下げて考えていく。

そのうえで、改めて、その最終目的の中間地点(途中経過)として、収支分岐点となる目標を達成する意味づけを確認する、ということです。

「しなければならない目標(Have toの目標)」とは、”自分にとって”意味のないものなどではなく、自分にとっての人生や仕事の最終目的を考えて改めて見据えた場合、何らかの意味がある、と思えるかどうかは、大きいです。

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