どこで「価値」を出すか①

他の何でもなく自社の商品を選んでもらうには、他とは異なるお客様にとっての「価値」を提供する必要があります。

佐藤義典「ドリルを売るには穴を売れ」(青春出版社)を参考として。

目次

他とは異なる「違い」

自社の商品を選んでもらうには、他とは異なる”自社でなければならない理由”が必要になります。

自社ならではの”他との違い”を打ち出し、それを認識してもらっていてこそ、いざ選ぶときに、選択肢として思い浮かべてもらえるようになります。

”他との違い”を出すといっても、ただ他と異なることをしさえすればいい、というものでもありません。

その”他との違い”が、お客様にとって、より価値あるものであるからこそ、選んでもらいやすくなります。

選ぶときの気分・気持ち=求める価値

お客様にとっての「価値」とは、”お客様が選びたいと思ったときの気分・気持ち”、と言い換えることができます。

”何をどのように解決したいという気分・気持ちを持ったかどうか”

例えば、食事を早く安く済ませたいと思うか、友人とゆっくり落ち着いて美味しい食事をしたいと思うか、気心知れているお店で気楽に食事したいと思うか、そのときの気分・気持ちによって、選ぶ飲食店が変わってきます。

つまり、”お客様のそのときの気分・気持ちに沿った価値を提案・提供できているかどうか”、によって、お客様にとっての価値が変わる、ということになります。

3つの軸

「お客様にとっての価値」の軸の3つを、佐藤義典「ドリルを売るには穴を売れ」(青春出版社)を参考にまとめてみます。

「便利」かどうか”早く・安く・便利に・手軽に”を追求
「質が良い」かどうか何よりも”質の良さ”を追求
「密着」かどうか”よく知ってくれていて心地よい”を追求

どの軸を追求するかによって、会社の戦略や方向性もまったく異なるものになってきます。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次