開業後の収支を見積もる

事業を始めようと思ったとき、開始前段階で、持続可能な利益が見込めるかシミュレーションしておきたいところです。

水野剛志著「飲食店経営で成功するための「お金」のことがわかる本」(日本実業出版社)を参考として。

目次

計画段階で利益が見込めるか

事業を始める際、特に、飲食業など設備投資などでまとまった初期投資が必要な業種である場合、見切り発車でスタートするのはとても危険だと思われます。

きちんと事業を継続していけるか、スタートする前に十分な検討が必要です。

この事前検討(計画)の段階で利益が見込めない場合、実際にスタートしてみて逆にうまくいくといったケースは稀です。

立地や見込み客数などを現実的に見積もって計画してみて、まずは利益が見込めるかどうかを見定めることが重要になってきます。

開業後の収支の見積もり方

開業時にいくら資金が必要かという点については、前記事でご紹介しました。

次に、開業後の通常営業において、収支がプラスになるか、開業前の計画段階でシミュレーションしておきたいところです。

STEP
1ヶ月の経費を見積もる

まずは、経費を見積もっていきます。

  1. 人件費(オーナー、社員、アルバイトの別に出す)
  2. 家賃
  3. 水道光熱費
  4. 広告宣伝費
  5. その他の経費
  6. 借入金返済(月額)
STEP
1日あたりの売上予測を見積もる(→1ヶ月の売上予測)

飲食業や小売業などの場合、まず1日あたりの売上予測を出し、そこから1ヶ月の売上予測をしたほうが正確な見積りをすることができます。

まずは、「客単価」を想定します。

次に、曜日によって繁忙日・閑散日がある場合にはその曜日の「客数」を想定します。

そうすると、「客単価」×「客数」で1日あたりの売上予測をすることができます。

これを積み重ねると、1ヶ月の売上予測を出すことができます。

売上については読めない部分もあるため、「目標売上」「最低売上」「標準売上」など、3パターンほどに分けて算出しておきたいところです。

STEP
1ヶ月の収支を見積もる

1ヶ月あたりの経費と売上が分かれば、これを比較することで、収支がプラスかどうかを見ていくことができます。

計画段階で利益が出なければ、実際でも利益は出ない場合がほとんど

計画段階で利益が出ないのであれば、実際で逆転して利益が出るというケースはほぼありません。

勢いで開業してみてうまくいかなかった場合、借金だけを負って廃業せざるを得ない、、ということにもなりかねませんし、計画によるシミュレーションはしっかり行っておきたいところです。

仮に計画段階で利益が出ないのであれば、出店エリアや月あたりの経費を見直すなどして、利益の出るパターンをあらかじめ予想することが可能になります。

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