なぜ「選択と集中」をすべきなのか

よく言われる「選択と集中」、なぜするべきなのか。

森岡毅著「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方-成功を引き寄せるマーケティング入門-」(角川書店)を参考として。

目次

数的優位をどう作るか、は考え方次第

ランチェスターの法則でも言われていることですが、”戦闘力”「武器の性能×兵士の数」で定義することができます。

いざ戦うとした場合、この”戦闘力”の高い方が勝つことになります。

同様に、企業間の競争においても、経営資源の多い方が圧倒的優位にいます。

普通に競争しても、経営資源が劣っている企業は勝つことができません。

しかし、実際には、戦いにおいて戦場が複数あるように、企業間の競争においても、競うべき分野は複数あります。

広報活動ひとつとっても、TV、Web、広告、キャンペーン、雑誌等々、分野は様々あります。

その複数ある戦場・分野で、どれに対しても平等に経営資源を注ぎ合うとしたら、当然、経営資源の多い企業が勝つということになります。

選ぶことで、足りている状態にする

何かをやるとき”とりあえず全部やろう”とすると、結果として経営資源は分散され、自社よりも経営資源の豊富な会社との競争において、どれ一つとして勝つことができないということになります。

どの戦場(分野)にも平等に経営資源を注いだとしても、自社よりも経営資源の多い企業には勝つことができないのです。

しかし、いくつかの戦場(分野)のみを選び、その他の戦場(分野)を捨てることによって、部分的に自社の優位性を作り出すことができます。

それによって、部分的に勝つ確率を上げることができます。

つまり、たとえ経営資源が劣っていても、分野を「選ぶ」ことで、経営資源が足りている状態を作り出すことができ、部分的に勝てる確率の高い状況をつくることができる、ということです。

この”何を選ぶか”「戦略」が問われることになるのです。

やることを選ぶ=やらないことを選ぶ

全部のなかから、やることを”選ぶ”ということは、やらないことを”選ぶ”ということと表裏です。

どの分野を「選択」し、経営資源を「集中」させるか、を考えることが”戦略”ということができます。

逆にいえば、「選択と集中」という”戦略”なしには、勝つことができないのです。

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