2020年10月1日に十八銀行と親和銀行が合併し、十八親和銀行になりました。
店舗統合はまだ行われておらず、一部支店の名称が変更されているだけですが、統合される予定の支店の通帳はどうなるのでしょうか?
十八親和銀行の合併スケジュール
十八親和銀行の合併のスケジュールは以下のようになっています。
十八銀行と親和銀行が合併し、名称が「十八親和銀行」に
※システムは統合しないため、手続き関連は基本的にはこれまで通り。
システムが統合される(親和銀行システムへ統合)
※システムが統合され、相互の銀行で利用可能(旧十八銀行については通帳繰越が必要)
一部の店舗(支店)が統合される
統合される支店の通帳、どうなる?何か手続きは必要?
2021年5月以降、店舗の統合が行われるのですが、統合される側の支店の通帳を持っている場合、何か手続きは必要になるのでしょうか。
支店が消滅して口座も消滅したりしないか、その前に行っておくべき手続きがないか、心配ですよね。
店舗統合(移転)の対象店舗
総合パンフレット(合併版)の27~30ページに記載があります。


十八親和銀行のHPの店舗統合FAQ
十八親和銀行のHPの店舗統合FAQによると、以下の通りです。
必要な手続き(Q3) | 口座番号は変更されない。通帳・キャッシュカード等の手続きは必要なし。 ※貸金庫・夜間金庫を契約している場合は、手続きが必要。 |
一本化する必要があるか?(Q4) | これまで通りのため、一本化する必要なし。 |
結論
統合される側の支店の通帳を持っていても、口座番号も変更なく(当然、消滅しない)、通帳・キャッシュカードに関しては特に手続きは必要ありません。
また、統合される支店の通帳を持っていても、一本化する必要はありません。
店舗統合のイメージ
従来あった「店舗統廃合方式」では、統合される側の支店が”廃止”となるため、預金者側で手続きが必要になる場合がありました。
十八親和銀行の今回の店舗統合は、「店舗内店舗方式」という方式で統合されます。
(株式会社ふくおかフィナンシャルグループのニュースリリースより)
つまり、統合される側の支店は、”廃止”されるのではなく、存在したまま、統合する側の店舗の中に移転する、ということになります。

店舗がなくなるわけではないので、口座番号も変更がなく、通帳・キャッシュカードについての手続きも必要もなく、一本化も必要ない、ということです。