”思考の枠を外してもらう”のが目的

対話のなかで、話し手の”思考の枠を外す”ことができたとき、話し手のなかに、新しい気づきを得てもらうことができます。

和仁達也「プロの思考整理術」(かんき出版)を参考にしつつ、キャッシュフローコーチとして考えたこと。

目次

”キャッシュフローコーチ流”話の進め方

キャッシュフローコーチとしての”話の進め方”について、和仁達也先生や他のキャッシュフローコーチの方から、とても色々と教わった気がしています。

和仁達也「プロの思考整理術」(かんき出版) を読むと、和仁達也先流の”話の進め方”の集大成ともいえ、とても有益だと感じます。

セオリーはきっかけ

話の進め方についての色々なセオリーを見てきました。

結局のところ、これらのセオリーは”目的”ではなく”手段”である、ということがいえます。

話し手の考え方が整理されていくための”手段”なので、最も大事なのは、話し手のモヤモヤが少しでも言語化され、整理されて、新しい発想を持てるようになること。具体的な行動のきっかけを持つことができるようになること。

思考の枠を外す

”目的”はというと、”話し手の思考の枠を外す”ということだと思います。

「そもそも何をどうしたいと思っているのか。」

「現状のなかで、知らず知らずのうちに具体的に認識できていないことはないか。」

「あるべき姿のなかで、なんとなくぼんやりとしている部分はないか。」

「できることのなかに、見落としはないか。」


自分のなかだけで考えていると、知らず知らずのうちに考えに「枠」を設けている可能性があります。

これを、安心・安全・ポジティブな環境のなかで、対話していくことによって、見落としに気づくことができれば、新しい行動に結びつけていくことができます。

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