開業までのスケジュール(飲食業の場合)

飲食業の場合、開業までのスケジュールはどのような段取りを組めばよいのか。

水野剛志著「飲食店経営で成功するための「お金」のことがわかる本」(日本実業出版社)を参考として。

目次

開業までのスケジュール(飲食業の場合)

STEP
1~2年以上前:事前準備(経験、自己資金積立)
  • 経験→少なくとも1~2年
  • 自己資金→少なくとも開業資金全体の1/3
STEP
1年前~10ヶ月前:店舗コンセプトの立案
  • 業種・業態
  • 出店エリア
  • 立地条件
  • 店舗規模
  • ターゲット客層
  • 利用シーン
  • 初期投資と資金調達のバランスのチェック
  • 収支見込みのチェック
STEP
10ヶ月前~6ヶ月前:事業計画書の作成
STEP
8ヶ月前~3ヶ月前:物件探し、内諾
STEP
4ヶ月前:融資申込み

融資申込みから融資実行までは、少なくとも1ヶ月かかる
物件の正式契約前に融資決定まで完了させる

STEP
3ヶ月前:融資決定
STEP
3ヶ月前:物件契約、開店準備
STEP
2ヶ月前:内装工事、什器購入
STEP
1ヶ月前:役所届出

お金の面で注意すべきこと

お金の面で注意すべきこととして、「融資申込みのタイミング」が挙げられます。

物件を正式に契約する前に、融資決定まで完了させるスケジュールで進めておいたほうがよいと考えられます。

万が一、融資が通らず、その物件を諦めざるを得なくなったとしたときに、正式契約前であれば、手付金没収・違約金の発生を避けることができるかもしれません。

よって、物件契約の内諾をもらったタイミングで融資申請し、融資決定後に物件の正式契約、という流れでいったほうがよいものと考えられます。

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