10月1日の十八銀行と親和銀行の合併を受け、来年2021年1月4日に旧親和銀行のシステムへ統合されます。
ネットバンキングを利用している場合、注意しておくべきことはあるのでしょうか?
システム統合に伴う重要なお知らせパンフレット【総合パンフレット(システム統合版)】が発表されています。
また、十八銀行のネットバンキング契約者向けに、<18>ビジネスWEB・<18>EBサービスご契約者さま向けパンフレットが発表されています。
10月1日、十八親和銀行スタート
2020年10月1日、十八銀行と親和銀行の合併により、「十八親和銀行」がスタートしています。
年内は1銀行2システムで、旧銀行のシステムを並存して運営していますが、2021年1月4日には、旧十八銀行のシステムが旧親和銀行のシステムに統合されます。
ネットバンクで注意しておくべきこと
【個人版】名称変更(「〈18〉ダイレクト」→「ダイレクトバンキング」)
旧十八銀行の「〈18〉ダイレクト」は「ダイレクトバンキング」へ名称を変更されます。
留意点として、ワンタイムパスワードです。
旧十八銀行のワンタイムパスワードアプリは、来年2021年1月4日のシステム統合後は、利用することができません。
これについては、2020年11月頃案内が郵送されるようです。
【法人版】旧親和銀行と旧親和銀行と両方のネットバンキングを使用している場合、自動的には一本化されない
2021年1月4日以降、銀行側で自動的に契約を一本化することはないとのことです。
ということは、月額基本料等もそれぞれで必要となるということです。
一本化すれば、月額基本料等も二重にならずにすみます。
2021年1月4日以降にどちらかの契約を解約し、もう一方の契約に登録情報等集約すれば、一本化して利用することができるとされていますが、この変更等の手続きは、利用者側で行う必要があります。
手数料を二重で支払う必要もないわけですし、一本化の変更登録はぜひやっておきましょう。
【法人版】旧十八銀行システムが旧親和銀行側に統合されるため、「支払暗証番号」が追加される
旧親和銀行側では、振込の際に「支払暗証番号」が必要ですが、旧十八銀行も、統合後はこの「支払暗証番号」が必要になります。
【法人版】旧十八銀行システムが旧親和銀行側に統合されるため、サービス範囲が違う
2021年1月4日以降、旧親和銀行システムへの統合に伴い、旧十八銀行のネットバンキングのサービス範囲が変更になります。
相違があるのは、外為やでんさいなので、利用している場合は、注意が必要です。
まとめ
特に法人版ネットバンキングで、旧十八銀行と旧親和銀行の両方を使用している場合は、2021年1月4日以降、一本化の手続きを行った方がよさそうです。
また、旧十八銀行のネットバンキングが変更となるため、支払暗証番号、ワンタイムパスワードアプリ、サービス範囲の変更に注意しておきましょう。